SSD不具合はWin11パッチのせいじゃない!MSとPhisonが否定

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【速報】Windows 11アップデートでSSDが壊れる!?MicrosoftとPhisonの見解は?

SSD

SNSで話題になっている「Windows 11のアップデートでSSDが壊れる」という噂。
😱
本当にアップデートが原因でSSDが故障してしまうのでしょうか?
MicrosoftとPhisonの見解をまとめました。

1. 発端:SNSでの報告

事の発端は、Windows 11の8月のパッチ(KB5063878)および7月のプレビューパッチ(KB5062660)を適用後、大容量データコピー後にSSDにアクセスできなくなるというSNS上の報告でした。
💻
「アップデートしたらSSDが認識しなくなった…」
「データが消えた!」
など、不安を煽るような投稿が相次ぎました。

2. Microsoftの見解:関連性はない

Microsoftは、この件について詳細な調査を実施。
🔍
その結果、2025年8月のアップデートとSNS上で報告されているドライブの故障の間には関連性がないことを確認したと発表しました。
🤝
「アップデートが原因ではない」と断言しています。
ただし、今後もユーザーからのフィードバックを継続的に確認し、適切に調査を行うとのことです。

3. Phisonの見解:問題は再現されず

SSDメーカーであるPhisonも、Microsoftと協力して調査を行いました。
🔬
合計4,500時間/2,200テストサイクルを実施しましたが、問題を再現できなかったとのこと。
🤔
このため、ユーザーが何か特別な対応を行う必要はないとしています。

4. SSDの安定動作のために:Phisonからの注意喚起

Phisonは、今回の件とは別に、すべてのSSDに共通して言えることとして、安定した動作には正しい電力供給と冷却が欠かせないと注意を促しています。
💡

  • 電源ユニットの容量は足りているか?
  • SSDの放熱対策は万全か?
    など、改めて確認してみましょう。

5. まとめ:落ち着いて情報を見極めよう

今回の騒動について、MicrosoftとPhisonはアップデートとの関連性を否定しています。

しかし、SNSの情報だけを鵜呑みにせず、公式発表や信頼できる情報源を参考に、冷静に判断することが大切です。

もし、アップデート後にSSDに問題が発生した場合は、MicrosoftのビジネスサポートまたはフィードバックHubアプリを介して報告しましょう。
🙋‍♀️

この記事が、少しでもあなたの不安解消に役立てば幸いです。
🙏


 Windows 11の8月のパッチ(KB5063878)および7月のプレビューパッチ(KB5062660)を適用すると、大容量データコピー後などにSSDにアクセスができなくなる不具合があるというSNS上の報告に対して、MicrosoftとPhisonがそれぞれ検証を行なったところ、不具合が確認できなかったと弊誌の取材に回答した。

 Microsoftは詳細な調査の結果、2025年8月のアップデートとSNS上で報告されているドライブの故障の間には関連性がないことを確認した。同社は通常、アップデートリリース後はユーザーからのフィードバックを継続的に確認しているが、今後の報告についても適切に調査を行なうとの姿勢を明らかにした。

 インストール後に問題が発生した場合は、ビジネスサポートもしくはフィードバックHubのアプリを介して報告をするよう促している。

 一方、Phisonは既に8月26日にパートナーおよび顧客向けの通達を行なった。これによれば、Phisonは報告を受けてからMicrosoftとともに調査し、合計4,500時間/2,200テストサイクルを実施したが問題を再現できなかった。このためユーザーがなんらかの対応を行なう必要はないとした。

 ただ、すべてのSSDに共通して言えることだが、安定した動作には正しい電力供給と冷却が欠かせないとし、注意を促している。




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