CGI技術の進化を逆行して見つめ直す必要がある。これは19年前の出来事だ。
The backwards progression of cgi needs to be studied, this was 19 years ago
byu/Spicyweiner_69 ininterestingasfuck
どんな話題?
近年の映画で、どうもCGIの質が落ちている気がする…そんな声がチラホラ聞こえてくるけれど、一体何が原因なのでしょうか?実は、高度なCGIには時間と予算が不可欠。多くの関係者が、制作会社がコスト削減を優先し、十分な時間を与えないことが大きな要因だと指摘しています。つまり、CGI技術自体が退化したのではなく、制作環境が変化したことが原因と考えられるのです。
「昔の映画の方が、明らかに手間暇かけてる!今の映画はなんか”ちゃっちい”んだよね…」と嘆く友人がいました。私も新作映画を観て、CGの粗さに「あれ?」と思ったことが何度か。まるで、美味しいお弁当を作る時間が足りなくて、冷凍食品を詰め込んだような、そんな残念な気分に近いです。あの頃のワクワク感を取り戻すには、制作現場への理解と応援が必要なのかもしれません。

19年前のCGI技術が現代より優れているという指摘から、CGIの進化が逆行している可能性に着目し、研究の必要性を訴える内容。Redditの投稿も参照。
みんなの反応
別に研究するような大した秘密はないと思うけどな… DFXスタジオが単に、質の高いものを作るための予算と時間を与えられただけだろ。
研究とかいらねーよ。大手の映画会社で働いてる連中は、あんなCGを作るための道具とスキルを持ってるんだよ。持ってないのは時間なんだよ。
CGアーティストは研究される必要はない。金を払われる必要があるんだ。
昔は映画の質ってのは、制作がどれだけ上手くできたかに実際にかかってたんだよな。
CGはどんどん進化してて、少ない予算で素晴らしい例(The Creator)を作ってる人もいるけどな。
ポジティブ差別ってやつか。それぞれの時代のトップ10の映画を選んで比較してみろよ。
注目すべきことの一つは、最近の映画のCGは、それがCGだと気づかないくらい説得力があるってことだな。
後退なんてしてないっての。悪いCGだけが見えるんだよ。良い/普通のCGは、もう何年も前から現実と区別がつかないんだから。
こういうスレほんと嫌い。CGが退化したなんて言うのは根本的に間違ってる。最近のCGの中には、偽物だって気付かないほど凄いのもあるんだぞ。良いCGを作るには時間と金が必要なのはいつものことで、大手制作スタジオはしばしば、ポストプロダクションスタジオに十分な時間も金も与えないんだよ。
スタジオは多くのCG制作会社を潰したんだよ。だから、多くの優秀な才能が、この業界に見切りをつけて失われたんだ。残ったのは、業界の恐ろしさを知らない新卒だけだよ。
昔に酷いCGがなかったかのような言い方だな。昔から良いCGも悪いCGも常にあったんだよ。これは何も新しいことじゃない。
このシーンには何十万ドルもかかってるだろうな。お前さんが考えてるのは、おそらく1万ドル以下の発注されたものだろ。インシット化だよ。コークがコーンシロップに切り替えたのと同じ理由だ。
このシーンがきっかけで、ト音記号とヘ音記号の両方を学び、ピアノを習い始め、オルガンを習い、最終的には世界最大の修道院の一つで、この曲をオルガンで演奏することになったんだ(彼らのためではなく、ただ機会を得ただけ)。
CGは一枚岩の製品や分野ではないってことも覚えておく必要があると思う。他の芸術と同じように、上手い人もいればそうでない人もいる。ジュラシック・パークを見て「うわー、マダム・ウェブを見てみろよ。演出の後退はひどいな」と言うようなもんだ。残念ながら、CGアーティストは、彼らが当然受けるべき個人的な評価を全く受けていない。
この映画は、その素晴らしいCG効果で評価されてるけど、それは全く正しい。でも、この時代の映画の中で、この素晴らしい例外以外に他に例はあるか?映画のCGの質は下がったのか?そして、他にどんな映画がこの仮定を裏付けてるのか?
全ては時間と金に尽きる。昔は、スタジオにはとんでもないスケジュールと締め切りがあったんだ。
面白いことに、この映画もその理由の一部なんだ。彼らは記録的な速さで素晴らしいCGとビジュアルを作り上げた。つまり、他のすべてのスタジオも同じようにCGを急いで作ることを期待され、業界全体のスキルが価値を下げられたんだ。
研究する必要がある?単に、適切な締め切りが守られなくなって、質の高いコンテンツを作るための時間と金がなくなっただけだろ。デッドマンズ・チェストのような偉大な作品が、その努力に見合うだけの価値がないハリウッドの近道に道を譲ったと言えるかもしれないな。
スタジオは質より量だよな。例えばディズニーとか、明日がないかのように作品を量産してるし。
あれはCGじゃない。ビル・ナイが単にできるんだよ。
あの映画を作るために何が必要だったか知ってるか?時間と金だ。
CGは結局時間だよ。キャラクターを上手く見せる方法を考えるのに3年、アニメーションさせるのにさらに1年あったら?デイヴィ・ジョーンズができる。
問題の一部は、最近の映画の超高解像度にあると思う。小道具がプラスチック製だとわかるようになったし、「鎧」や金属の棒がプラスチック製だとわかるようになった。エイリアンの遺物が3Dプリントされたものだとわかる。CGと俳優の間の継ぎ目が見える。剣やその他の刃物が、刃先の鈍い小道具だとわかる。
今じゃ、あるシーンを撮影するために通りを閉鎖して偽の雪を降らせ、その偽の雪を全部CGの雪に置き換える、さらにシーンの中にあるものすべてをデジタルで置き換える、みたいなことをしてるんだぞ。
CGアーティストを急がせないことが、映画にとってどれほど奇跡的なことか。
19年前はスタジオはCGやVFXにどれだけ金を使ったか自慢してたけど、今は使ってないフリして、できるだけ金を払わないようにしてる。
ただ、この作品で際立ってるのは、モデルが人間じゃないってことだな。俺たちはすでに、この手のモンスターをファンタジーとして認識してるから、場違いに思えるようなことにも違和感を感じない。
この意見にはもううんざりだわ。CGが悪化したのは、会社がもっと貪欲になったからじゃないのか?VFX会社は、映画の仕事を得るために、最低価格で競り合わなければならないからじゃないのか?そこでVFXアーティストは週80時間以上働くんだぞ?まさかアーティストが悪くなったからだって言うんじゃないだろうな。
CG退化現象:品質低下の構造問題
近年、「CG退化現象」という言葉が聞かれるようになりました。これは、必ずしも技術的な退化を意味するのではなく、**CGI quality(CGの品質)**、**time constraints(時間的制約)**、そして**studio economics(スタジオ経済)**の複雑な相互作用によって、かつてのような圧倒的な映像表現が減少しつつある現状を指します。特に記事「CG退化現象は研究すべき 19年前が全盛期だった件」が示すように、2000年代初頭、特に19年前あたりにピークを迎えたとされるのは、これらの要素が比較的バランスが取れていた時期だったからです。
まず、**CGI quality** は、単にポリゴン数やテクスチャ解像度といった技術的なスペックだけではありません。アーティストの創造性、時間的余裕、そして潤沢な資金によって支えられた、細部に至るまでのこだわりが重要です。初期のCG作品は、技術的な制約があったものの、その制約をクリエイティビティで克服し、独自のスタイルを生み出していました。しかし、現代では、高解像度化が進んだ結果、逆にアラが目立ちやすくなり、完璧さを追求するあまり、個性が失われる傾向も見られます。例えば、キャラクターの表情は、わずかな陰影やテクスチャの変化で大きく印象が変わりますが、量産体制では、このような細部の調整に十分な時間が割けないことがあります。
**Time constraints** は、映画制作において常に課題となる要素ですが、近年、その重要性が増しています。大手スタジオは、利益を最大化するために、作品の制作期間を短縮しようとします。これは、VFXスタジオへのプレッシャーとなり、アーティストたちは短い期間でより多くの仕事をこなさなければならなくなります。結果として、**CGI quality** を維持するための十分な時間がなくなり、クオリティが低下する可能性があります。例えば、複雑なシーンのレンダリングには、膨大な時間がかかりますが、締め切りが迫っている場合、レンダリングの設定を妥協せざるを得ないことがあります。
そして、**studio economics** は、最も大きな影響を与える要素の一つです。VFX業界は、大規模なプロジェクトに携わるほど利益率が低くなるという構造的な問題を抱えています。大手スタジオは、VFXスタジオに厳しい価格交渉を迫り、予算を削減します。その結果、VFXスタジオは、人件費を削減したり、安価なツールを使用したりすることで、コストを削減せざるを得なくなります。これは、アーティストのモチベーションを低下させ、結果として**CGI quality** に影響を与えます。統計データによれば、主要なVFXスタジオの利益率は、他のエンターテインメント業界と比較して低い水準にあります。また、中小規模のVFXスタジオは、大手スタジオからの圧力に耐えられず、倒産するケースも少なくありません。
これらの要素が複雑に絡み合うことで、「CG退化現象」が起こっていると言えるでしょう。解決策としては、VFX業界全体の構造改革、アーティストの待遇改善、そして、十分な時間をかけてクオリティを追求できる制作環境の構築が不可欠です。また、過去の作品から学び、技術的な制約をクリエイティビティで乗り越える姿勢も重要です。つまり、単に高性能なツールを導入するだけでなく、アーティストの創造性を最大限に引き出すための投資が、今後の**CGI quality** 向上に繋がると考えられます。
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