札学院大、駅伝で道内無双状態!?全日本で過去最高&出場枠増に挑戦!

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【駅伝】札幌学院大学、全日本大学駅伝へ!地方大学の意地と戦略に迫る🔥

札幌学院大学駅伝チーム

駅伝ファン必見!今年も熱い戦いが繰り広げられる全日本大学駅伝🎽。
今回は、8大会連続32回目の出場を決めた札幌学院大学にフォーカス!
北海道の雄が、伊勢路でどんなドラマを見せてくれるのか!?

1. 札幌学院大学の現状:ライバル不在の苦悩を乗り越えて

プロ野球でいう巨人と阪神、大学なら早稲田と慶應。
ライバルとの切磋琢磨は成長の糧。
しかし、札幌学院大学には、道内に明確なライバルが見当たらないという悩みが…。

オープン参加でチーム内競争を活性化

8月16日に行われた北海道地区選考会では、札幌学院大学はA、Bチームに加えてオープン参加のチームも出場させました。
これはチーム内の競争意識を高めるための戦略。
その結果、2区と7区ではAチームの選手が区間賞を獲得!
着実に成果を上げています。

2. 全日本大学駅伝への挑戦:目標は17位以上!

選手たちの練習風景

札幌学院大学が掲げる目標は、17位以上
これは、地元・北海道の出場枠を増やすという使命も背負っています。
前回大会では18位と35秒差で目標達成ならず。
その悔しさを胸に、今年はリベンジを誓います!

3. 暑さ対策とデータ分析:勝利への戦略

徹底した暑さ対策

9月中旬には千葉県で合宿を実施。
30度を超える暑さの中で走り込み、暑さ対策を徹底!
これは、全日本大学駅伝の後半が暑くなる傾向にあるため、非常に重要な対策です。

データに基づいたチーム強化

2018年から、記録やコンディションを管理するアプリを導入。
チーム内の順位も表示されるため、競争意識を高めるのに役立っています。
さらに、強豪校が集まる記録会にも積極的に参加し、レベルの違いを肌で感じています。

4. 地方大学の意地:札幌学院大学の挑戦

区間賞を獲得した選手

過去最高順位は19位。
鹿内監督は、「関東の大学と比べて資金力などの差は大きいが、地方大学の存在価値を示したい」と力強く語ります。
札幌学院大学の挑戦は、単なる駅伝の勝利だけではなく、地方大学の可能性を示すための戦いなのです。

まとめ

札幌学院大学は、ライバル不在というハンデを乗り越え、チーム一丸となって全日本大学駅伝に挑みます。
暑さ対策やデータ分析といった戦略を駆使し、目標達成を目指す彼らの熱い戦いに注目しましょう!
頑張れ、札幌学院大学!

出雲駅伝に向けて調整する選手たち



特集:第57回全日本大学駅伝

全日本大学駅伝の北海道地区選考会を制した札幌学院大学のアンカー・伊藤徹(撮影・加藤丈朗)

第57回全日本大学駅伝対校選手権大会 北海道地区選考会

8月16日@真駒内公園周回コース(1周3.1km)

1位 札幌学院大学  5時間08分42秒
———-ここまで本戦出場————
2位 北海道大学   5時間20分26秒
3位 星槎道都大学  5時間21分58秒
4位 北海道教育大学 5時間57分55秒

プロ野球なら巨人と阪神、大学では早稲田と慶應か――。ライバルとの切磋琢磨(せっさたくま)が自らを強くしていく。11月2日の全日本大学駅伝に8大会連続32回目の出場を決めた札幌学院大学にとって目下の悩みは、そんなライバルが道内に見当たらないことだ。

オープン参加含め3チームを出場させ、競争を促す

8月16日に札幌市南区の真駒内公園であった北海道駅伝対校選手権大会。全日本大学駅伝の北海道地区選考会を兼ねた8区間、計96.1kmで争われたレースに、札幌学院大は、オープン参加のA、B両チームを加えた計3チームを出場させた。

北海道大学の2チーム、北海道教育大学、星槎道都大学の計7チームで争ったレースは、札幌学院大と同大のAチームが1、2位に入った。伊勢路出場を決めたチームが区間賞を独占するのではないかと予想された中、2区(9.3km)と7区(15.5km)ではAチームの選手が区間賞を獲得。チーム内での競争を促してきた成果が出た。

鹿内万敬(しかうち・かずのり)監督は「オープン参加を含めて、ワン・ツーフィニッシュでいきたかった」とうなずく。「ただ、ちょっと暑くて想像以上にダメージがあった。後半はかなり時間がかかってしまった」と反省も忘れなかった。





ともに区間賞を獲得した5区キプゲノ・ケノス(上)と6区栗田紳冴(下、撮影・加藤丈朗)

鹿内万敬監督「地方大学の存在価値を示したい」

伊勢路本戦は「17位以上」を目標に掲げる。前回大会は皇學館大学が17位に入ったことで、加盟する東海地区の出場枠が「1」から「2」になった。札幌学院大にとって全日本大学駅伝は、地元の出場枠を増やす挑戦でもある。

20位だった前回大会は、7区を終えたところで18位につけていた。その時点で17位だった大阪経済大学とは35秒差。逆転も視野に入る位置にいた。しかし、最終8区で伸び悩み、目標は達成できなかった。

そんな悔しいレースを経験した8人のうち、5人が今年も残っているのは心強い。9月中旬には千葉県内で5泊6日の合宿を実施。気温が30度を超える暑さの中、しっかりと走り込んだ。鹿内監督は「道産子が多いチームで、やはり暑さ対策は重要。全日本も後半は暑くなる傾向にあるので」と話す。

2018年からレースや練習での記録、コンディションなどを管理するアプリを導入している。チーム内での順位も表示され、競争意識を植え付けることに役立てている。毎年、春と秋には日本体育大学で開催される記録会にも参加し、駅伝強豪校が並ぶ関東地区のレベルを肌で感じ、彼我の差を意識することも大切にしている。

全日本大学駅伝の過去最高順位は1993年(第25回)、94年(第26回)、2022年(第54回)の19位。鹿内監督は「関東の大学と比べて資金力などの差は大きいが、地方大学の存在価値を示したい」と意気込む。



まずは学生3大駅伝の初戦、出雲駅伝に向けて調整する選手たち(撮影・鷹見正之)


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