This guy explains how Roman soldiers would carry their items.
byu/throwawaykhalsdjhlj inDamnthatsinteresting
どんな話題?

古代ローマ兵士の携行品事情、驚くほど合理的でありながら、どこか不便さも感じる内容が話題になっています。兵士は90ポンド(約41kg)もの荷物を、棒に吊るしたり背負ったりして運んでいたとか。食料、調理器具、武器、着替え、そして時には油まで!全てがコンパクトにまとめられているものの、現代のバックパックに比べると、肩や背中への負担は相当なものだったでしょう。
興味深いのは、油の用途。食用だけでなく、身体を清潔に保つためのツールとしても使われていたようです。石鹸がない時代、油を塗って汚れを浮かせ、金属製のヘラでこそげ落とす。う~ん、なんだかツルツル、スベスベになりそうな…ならないような…。
ふと、考古学者の友人が言っていた言葉を思い出しました。「古代人の骨格を調べると、その生活様式が克明に刻まれているんだ」と。もしかしたら、ローマ兵士の骨には、棒を担いだ跡やくびれが…なんて想像すると、歴史がグッと身近に感じられますね。それにしても、あれだけの重装備で毎日移動していたら、現代の我々には想像もつかないほどの体力がつきそうです。

みんなの反応
ローマ軍装備「重すぎワロタ」を考察
「ローマ兵の装備、重すぎワロタwwwwwwwwwwww」というネットスラング的な表現を、まじめに歴史的、統計的に分析してみましょう。確かに、ローマ軍兵士の装備は現代人から見ると驚くほど重く、その背後には、**ローマ軍**の戦略、組織、そして社会構造が深く関わっていました。
まず、**ローマ軍**の兵士、特に共和政期から帝政初期の重装歩兵、レギオナリウス(Legionarius)の装備を見てみましょう。基本的な装備は、兜(カッシウスまたはガレア)、鎧(ロリカ・ハマタまたはロリカ・セグメンタタ)、盾(スクータム)、剣(グラディウス)、槍(ピルム)などです。それぞれ、材質や構造によって重量は異なりますが、平均的な数値を挙げると、以下のようになります。
- 兜:2~4kg
- 鎧:7~15kg
- 盾:7~10kg
- 剣:0.7~1kg
- 槍:2~4kg
これらを合計すると、およそ18.7kg~34kgにもなります。さらに、食料、水、調理器具、防寒具、建設道具、私物などを加えると、兵士が運ぶ荷物は40kgを超えることも珍しくありませんでした。現代の兵士の装備重量と比べても、遜色ない、あるいはそれ以上の重さです。
この重装備は、なぜ必要だったのでしょうか?その答えは、**ローマ軍**の戦術にあります。ローマ軍は、密集隊形を組んで戦うことを得意としていました。盾を重ね合わせる「テストゥド(亀)」と呼ばれる防御陣形は有名です。重装歩兵は、敵の攻撃を盾と鎧で防ぎ、密集した隊形を維持することで、突破力を高めていました。重装備は、敵の攻撃から身を守り、味方との連携を助けるための、いわば「防御の要」だったのです。
しかし、重装備は同時に、兵士の機動性を著しく制限しました。行軍速度は遅くなり、長距離の追跡や、起伏の激しい地形での戦闘には不向きでした。そのため、**ローマ軍**は、優れた工兵技術を持っており、道を作り、橋を架けることで、移動速度を向上させていました。また、補給部隊を組織し、食料や装備を定期的に供給することで、兵士の負担を軽減していました。
**ローマ軍**の**装備**は、単なる武器や防具の集合体ではありませんでした。それは、ローマという国家の、軍事戦略、組織力、そして経済力を象徴するものでした。重装備を支えるためには、高度な金属加工技術、大量生産を可能にする組織、そして、それを維持するための潤沢な資金が必要でした。**歴史**を振り返ると、ローマ軍の装備は、その強さの秘密を解き明かす重要な鍵となるのです。
現代の視点から見れば、重装備は「重すぎワロタwwwwwwwwwwww」と笑えるかもしれません。しかし、当時の状況を考慮すれば、それは合理的な選択でした。重装備は、**ローマ軍**の勝利に貢献し、ローマ帝国の繁栄を支えた、重要な要素だったと言えるでしょう。
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