【幻想的】チョウザメ満月、今週夜空に現る！観測チャンス今週の満月は「チョウザメ」！夜空を彩る幻想的な月の出チョウザメ満月とは？今週、夜空で見られる幻想的な現象【今週の夜空】幻想的なチョウザメ満月を見逃すな！観測ガイドフォーブスが解説：今週注目の「チョウザメ満月」と観測のヒント

🌃 8月、夜空を見上げよう！満月「スタージョンムーン」と夏の星たち🌟
8月9日（土）：「スタージョンムーン」の満月が昇る
今週の星：アルクトゥルス
今週の星座：こと座

🌃 8月、夜空を見上げよう！満月「スタージョンムーン」と夏の星たち🌟

8月といえば、夏真っ盛り！
日が暮れても気温が下がらず、夜が長いのが特徴ですよね。
そして何と言っても、暗くなると見える天の川！
星空観察には最高の季節です。

ただ、今週は満月「スタージョンムーン」が夜空を明るく照らすため、天の川を見つけるのは少し難しいかも…。
でも大丈夫！
満月以外にも楽しめる星がたくさんありますよ✨
8月5日からの1週間の夜空について、詳しく見ていきましょう！

🌕 8月9日（土）：幻想的な満月「スタージョンムーン」

米ニュージャージー州カーニーから見たニューヨーク・マンハッタンの高層ビルとワン・ワールド・トレード・センターの背後に昇る「スタージョンムーン」の満月。2023年8月1日撮影（Gary Hershorn/Getty Images）

8月9日の夕暮れ時、東の空からオレンジ色に輝く満月が昇ってきます。
この満月は、アメリカ先住民の農事暦で「スタージョンムーン（チョウザメ月）」と呼ばれています。

日本時間16時55分に「望（満月）」となるため、日没直後には美しい光景が楽しめるはず！
東の地平線や水平線を見渡せる場所で、幻想的な月の出をぜひ拝んでみてください。
SNS映えも間違いなし！

🌟 今週の星：うしかい座の「アルクトゥルス」

カナダ・サスカチュワン州サイプレスヒルズの上空に輝く北斗七星とアルクトゥルス。2022年8月撮影（Alan Dyer/VW Pics/Universal Images Group via Getty Images）

北半球の夏で最も有名な星のひとつ、うしかい座の1等星「アルクトゥルス」。
この時期は西の空に輝いており、北斗七星を目印にすると簡単に見つけられます。

北斗七星の「ひしゃくの柄」のカーブをそのまま伸ばした「春の大曲線」を辿っていくだけ！
アルクトゥルスは赤色巨星で、太陽系からわずか37光年の距離にあります。
全天で4番目に明るい星なので、肉眼でもはっきりと見えますよ。

✨ 今週の星座：ロマンチックな「こと座」

こと座（Shutterstock.com）

満月が出ていても、明るい星や星座なら見つけやすいはず。
1等星ベガを中心とする「こと座」もその一つです。

ベガは、東～南東の空の高い位置に見える「夏の大三角」の一角をなしています。
夏の大三角を形作る星の中で、最も天頂近くで光り輝いているのがベガです。
ベガの近くに、小さな平行四辺形の星の並びを探してみてください。

さらに、こと座には小型望遠鏡で観測できる環状星雲（M57）もあります。
ちょっとマニアックですが、挑戦してみてはいかがでしょうか？

🔭 まとめ：8月の夜空を楽しもう！

満月の光に負けず、アルクトゥルスやこと座など、様々な星や星座を探してみてください。
都会の喧騒を離れて、静かな場所で星空を見上げるのもおすすめです。
きっと素敵な発見があるはず！

夏の夜空を、思いっきり楽しみましょう！

北半球の8月は、日が落ちても気温が下がらず、夜は長く、何より暗くなるとすぐに天の川が見える。星空観察にもってこいの季節といっていい。とはいえ、今週は「チョウザメ月」の異名をもつ満月が昇るため、夜の大半を月明かりが照らし、天の川を見つけるのは少し難しいだろう。8月5日からの1週間の夜空についてまとめた。

8月9日（土）：「スタージョンムーン」の満月が昇る

夕暮れ時に東からオレンジ色に輝く満月が昇り、黄色へと色を変えながら夜空を彩る。米先住民の農事暦で「スタージョンムーン（チョウザメ月）」と呼ばれるこの満月は、9日の日本時間16時55分に「望」となり、日没直後に美しい光景を見せてくれる。東の地平線や水平線を見晴らすことができる場所で、幻想的な月の出を拝む絶好のチャンスだ。

米ニュージャージー州カーニーから見たニューヨーク・マンハッタンの高層ビルとワン・ワールド・トレード・センターの背後に昇る「スタージョンムーン」の満月。2023年8月1日撮影（Gary Hershorn/Getty Images）

今週の星：アルクトゥルス

うしかい座の1等星アルクトゥルス（アークトゥルス）は、北半球の夏で最も有名な星のひとつ。この時期は西の空に輝いていて、北斗七星を目印にすれば簡単に見つけられる。「ひしゃくの柄」のカーブをそのまま伸ばした「春の大曲線」を辿っていくだけでいい。アルクトゥルスは赤色巨星で、太陽系からわずか37光年の距離にある。全天で4番目に明るい星である。

カナダ・サスカチュワン州サイプレスヒルズの上空に輝く北斗七星とアルクトゥルス。2022年8月撮影（Alan Dyer/VW Pics/Universal Images Group via Getty Images）

今週の星座：こと座

今週は月が出ているが、明るい星や星座のいくつかはそれでも見つけやすいだろう。1等星ベガを中心とする小さいながらも印象的な星座、こと座もその一例だ。ベガは、今月暗くなってから東～南東の空の高い位置に見える「夏の大三角」の一角をなす。三角形を形づくる明るい星のうち、最も天頂近くに光っている。ベガの近くに、小さな平行四辺形の星の並びを探してみてほしい。こと座には、小型望遠鏡で観測可能な環状星雲（M57）もある。