古代ローマの「嘔吐室」は吐く場所じゃない!群衆捌きのスゴイ出口だった件

挿話
古代ローマのヴォミトリウムと呼ばれる建造物は、一般に誤解されているように人々が嘔吐するための場所ではなく、群衆が退出するための出入り口の一種だった。

どんな話題?

皆さん、古代ローマのコロッセオにまつわる、ちょっと変わった誤解をご存知ですか? なんと「ヴォミトリウム(vomitorium)」と呼ばれる施設について、多くの人が「吐瀉物処理場」だと勘違いしているらしいのです!

実はこの単語、ラテン語で「吐き出す」を意味する言葉から来ていますが、その真意は「観客の出入り口」なんです。コロッセオは、多数のヴォミトリウムによって、緊急時でもわずか15分で観客をスムーズに退場させることができたそうです。まるで、人が流れ出るように…想像するだけでゾクゾクしませんか?

私の友人にも、この誤解をしている人がいました。彼はある日、コンサート会場で彼女に「ヴォミトリウムに行こう!」と誘ったそうですが、彼女からは冷たい視線が向けられたとか…苦笑。確かに、吐瀉物処理場と聞いても、ロマンチックな気分にはなれませんよね。

しかし、この誤解がなぜこれほど広まったのか? ネットを調べたところ、一部の観光ガイドや書籍で間違った説明がされている可能性もあるようです。また、ドイツやオランダの古城には、実際に「嘔吐のための部屋」が存在したという情報も…?! 謎は深まるばかりです。この誤解を解き明かすためにも、ヴォミトリウムについて、もっと深く調べてみたいと思いました。もしかしたら、この誤解自体が、歴史の面白い側面を垣間見せてくれるのかもしれません。


みんなの反応


あぁ、つまり観客を 吐き出す ためだったわけか…
今でもその言葉は使われてるぞ。俺が働いてるスタジアムじゃ、入り口通路を「ボミトリアム(Voms)」って呼んでるわ。
この言葉、何年も前に知ったわ。コンサートやスポーツイベントの終盤になると、彼女に「ボミトリアムに向かわないと!」っていつも言うんだけど、全く感心されないんだよね(笑)
どうも、当時も比喩的な意味で使われることが多かったらしいね。
いったいどうやって建物が「嘔吐を促進」するんだよ?
ドイツ語だと「アウスファルト(ausfart)」だな😬
完全に関係ないけど、ガーゴイルって雨水用の注ぎ口なんだぜ?だから「ガーグル(gargling=うがい)」って部分が来てる。みんなが指さしてる「ガーゴイル」は、実はグロテスクな装飾品だってのが通説だけどね。
面白い事実:コロッセオには多数のボミトリアムと通路があったおかげで、緊急時には15分以内に観客を吐き出せたんだって!
よくある誤解として、これには何度も遭遇してるんだけど、それを事実として報告してる人に出会ったことないんだよね。そういうリストにはいつも載ってるんだけどさ。
>ボミトリアム
この誤解は聞いたことないんだけど、訂正は何度か聞いたことがある。マジでそう思ってる奴いるの?
ねぇ、俺あのボミトリアム行ったことあるんだけど、マジでいいから、チェックすることをお勧めするよ!
語源は知ってるけど、その連想からどうしてもこの言葉が大嫌いなんだよなぁ。
そんなに誤解されてないと思うよ。この言葉を知ってるぐらいなら、嘔吐とは関係ないって事も知ってるはずだろ。
この迷信の普及度合いを考えると、「人間の脳は10%しか使っていない」ってデマと同じくらいヤバいと思う。
ロマ時代より、中世の城に嘔吐用のエリアがあった方がもっとらしいと思う。ドイツとオランダの城に関する文献にいくつか言及があった。下記に事例があります。
俺は「ボミトリアム」説を信じないな。昔、ある女性が教えてくれたんだけど、ローマ人は飲み食いしすぎたら、嘔吐を誘発するためにクジャクの羽を喉に突っ込んで、また最初からやり直してたんだと。その女性は福音派のクリスチャンだったから、ローマ人が大食いだったとか、そういう考え方に合致してたんだろうな。
人々が「吐き出す」ためにな
最初「ボミトリアム」って聞いた時、そう思ったけど、間違いだって気づいた。で、実際の意味を知ったら、「なるほどな」って思ったよ。人が少しずつ入ってきて、帰る時は一気に吐き出したいもんな。
なんでこんなの既に知ってたんだろう?今まさに「これは常識だろ」って言いそうになったけど、いつの間にかどこでか聞いただけで、なんで知ってるのか全く思い出せないわ。

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